伝統楽器の奥深さと魅力をより多くの人に
奈良大学附属高校　三味線部
３年　出口　　航

 

　私たち三味線部は、日本の伝統楽器である三味線の奥深さを感じながら、日々練習に励んでいます。三味線を始めたばかりの頃は、慣れない奏法に苦労し、指先の痛みに耐えることもありましたが、その地道な練習が演奏の技術を磨き、確かな自信につながると信じて取り組んできました。
　令和４年度からは文化庁の邦楽普及拡大推進事業の採択校として、支援を受けながら学校行事での演奏はもちろん、校外でも積極的に活動しています。また、部の枠に捉われず、軽音楽部や吹奏楽部、美術部、なぎなた部とのコラボレーションを通して、新たな表現にも挑戦しています。
　今後もより多くの方々に三味線の素晴らしさを伝えられるよう、部員一同精進してまいります。