粘り強く、私達らしい一番の演技を
磯城野高校　バトントワリング部
３年　部長　吉田　　葵

 

　私が入部した当初、１年生は私一人だけでした。その時は全国総合文化祭を知らず、ただ楽しくバトンをする日々でした。しかし、次の年に後輩が増え、指導者の資格も取り、選手と後輩たちの先生を兼ねて本気でバトンに向き合うようになり、その結果、全国総合文化祭に出場をさせていただけることになりました。
　全員が揃うことが少なく、練習もうまく行かず、壁が多い道のりでしたが、顧問の先生の「粘り強く」という言葉を胸に、目標に向けてひたむきに練習を積み重ねてきました。見ていただく人や私達を支えてくれる人や仲間に、私達の演技を通して、笑顔と感謝を伝えられるよう、精一杯思いを乗せて演技を披露していきます。