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部活動の三年間での思い出を振り返ったメッセージ U-18

2024 WINTER

奈良学園登美ヶ丘中学校・高校 室内楽部

奈良学園登美ヶ丘中学校・高校 室内楽部

 

仲間とともに技術磨くコミュニケーションの大切さ
奈良学園登美ヶ丘中学校・高校 室内楽部
高校2年副部長 梅田 梨温

 

 姉が所属していた室内楽部の演奏を聴き、打楽器に惹かれ入部を決めました。打楽器の魅力はさまざまな楽器に挑戦できることです。オーケストラでは舞台上で仲間とともにアンサンブルを奏で、ポップスでは観客と一緒に盛り上がりメンバーと共に音楽を作り上げるという、それぞれに楽しさがあります。また、技術面ではテンポキープや会場によって音量調整を行うなど、打楽器ならではの難しさと楽しさがあり大切なポジションを担っています。
 私の中で特に印象深い思い出は、全国総合文化祭への出場と大阪フィルハーモニーとの演奏です。特にプロの方たちの演奏表現に直接触れ、感動したことを今でも覚えています。また、宿泊研修旅行でオーストラリアに行った際も、ホストファミリーとミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』の曲を一緒に歌いました。その時に、音楽は国や世代を超えて楽しめるものだとあらためて実感しました。私にとって音楽は、楽しい時、元気が出ない時など日常に寄り添ってくれ、自分の中で思い出とともに在り続けるものです。
 私たち高校2年生は、12月24日の終業式が最後の演奏となります。私が後輩に伝えたいことは、楽器を好きでいればどんな課題があっても乗り越え継続できるということです。技術を磨くことと仲間と過ごす楽しさ、自分の思いと仲間の思い。多くの部員がいるからこそ、目標の違いや温度差があり葛藤します。それでも、皆の部活なのでコミュニケーションを大切に、技術を磨き、楽しくチームづくりをしてほしいです。そして、私自身も周囲のお陰で演奏を続けてこられたことに感謝し、最後の演奏まで走り抜きたいと思います。

 

 

 

 

 

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