人間力なくして競技力向上なし
総合馬術日本代表　乗馬クラブクレイン
田中　利幸選手

　この夏パリオリンピックで総合馬術団体銅メダル獲得できた事は、私一人の力ではなく多くの方々のサポートがあったからこそ獲れたメダルです。個人の技術向上の為、皆さんは必死に目標に向かって日々過ごしていると思います。競技力向上の活動プラス人間力を高め活動してください。夢や目標に向かって達成するには自分一人の力では難しく、周りの人達のサポート・応援があってこそ達成できるものです。その為、「他者」の存在が必要不可欠です。常に相手へ思いやり感謝の気持ちを持って謙虚な姿勢で日々活動してください。自ずと夢や目標が達成できると思います。夢・目標に向かって頑張ってください。

【プロフィール】（たなか・としゆき）／1985年2月2日生まれ。中学3年からクレイン福岡で乗馬をはじめる。大学を卒業後2007年クレインへ入社、2012年にはロンドンオリンピックへ出場、総合馬術の世界クラスへ足を踏み入れる。その後、トライオン世界馬術選手権、東京オリンピック出場と国際大会の経験を積む。2024年パリオリンピックに出場。「初老ジャパン」の一人として、総合馬術団体で92年ぶりの銅メダルを獲得した。