信じた道が未来をつくる
総合馬術日本代表　乗馬クラブクレイン
北島　隆三選手

　総合馬術日本代表の北島隆三です。今年行われたパリオリンピックにて、馬術競技としては92年ぶりのメダル獲得に貢献することが出来ました。
　僕は11歳から乗馬を始め、39歳になった今、ようやく夢、目標としていたオリンピックメダルにたどり着くことが出来ました。
　誰もが思い描いた結果にたどり着けるとは限らない世界だとは思いますが、夢を追い続け、ひたむきに取り組んだその時間は決して無駄ではなく、人生において必要な時間なのだと思います。
　今の自分を信じ、今、熱くなれる事に突っ走りましょう。

【プロフィール】（きたじま・りゅうぞう）／1985年10月23日生まれ。小学5年生からクレイン加古川で乗馬をはじめる。中学に入り馬術競技に目覚め、馬術部強豪の明治大学に進学、総合馬術競技の道へ入った。2008年クレインへ入社、2014年に仁川アジア大会で団体銀メダルを獲得をきっかけに、2015年渡英、その後、ジャカルタアジア大会、トライオン世界馬術選手権、東京オリンピック出場と国際大会の経験を積む。2024年パリオリンピックに出場。「初老ジャパン」の一人として、総合馬術団体で92年ぶりの銅メダルを獲得した。