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現在と描く未来を語る、先輩たちからのメッセージ 働く先輩

2024 SUMMER

奈良信用金庫 天理支店 営業課

奈良信用金庫 天理支店 営業課

最近は手話にも関心を持っている。「手話を勉強し、窓口業務で活かしたい」と話す上西さん

 

主体的に地域と関わる
奈良信用金庫 天理支店 営業課
上西  葵さん(24)

 

 橿原市出身。京都の大学へ進み、地域の魅力を伝える絵本やフリーペーパーの作成に携わり、「地域活性化」に関心を抱いた。生まれ育った奈良で、地域に密着した仕事がしたいと考えていたところ、奈良信用金庫の地域貢献活動に惹かれ、会社訪問を申し込んだ。見学や面接時の職員の親切な対応が心に残り、就職を決めた。
 入社2年目。「窓口でお客さまから相談を受け、少しでも力になれればうれしい。地域と密接な関係を構築できるのが仕事のやりがいです」と話す。
 入社後まもなく配属された天理支店では、顧客満足度向上のための話し合いが行われた。上西さんは「大学時代に取り組んできたフリーペーパーの作成なら自分にもできる」と考え、企画を提案。窓口業務の傍ら取材、編集、デザインを手掛け、今年2月に第1号を発行した。その熱意が評価され5月、理事長賞を受賞した。新たに、金庫全体のフリーペーパーを作成するメンバーにも選ばれた。「これからも妥協せずに満足のいくものを作り、お客さまや地域の情報を発信していきたいです」
 投資信託や相続処理などの対応は、業務推進課や融資課の先輩たちに教えてもらい勉強中という。4月から後輩もできた。「営業課の仕事を一人前にできるようになり、頼られる存在になりたい」と話す。現在、天理支店では若手が中心となり、親子連れが楽しめるイベントも企画している。「地域活性化を通じ、信用金庫の新しい価値を築いていきたい」。上西さんの挑戦は続く。

 

奈良信用金庫
 奈良信用金庫(大和郡山市、菊澤竜一理事長)は1928年の設立以来、奈良県北部を中心に地域に根差した金融サービスを展開し、大和郡山市の指定金融機関にもなっている。「ならしん」の愛称で親しまれる。職員一人ひとりが経営者の意識を持ち、真に必要とされる質の高い金融機関「エクセレント・スモールバンク」になることを目標に掲げている。

 


大和農園(天理市)指導のもと天理市役所でチューリップ球根植え体験を開催。上西さんが取材しフリーペーパーにまとめた

 


「何事にもチャレンジでき、頑張れば評価してもらえる。仕事が楽しい」と話す

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