想像力は希望そのもの
映画監督
塩崎　祥平さん

　僕は架空の物語を想像し、映画という見える形に置き換えることをライフワークにしています。そんな想像豊かな芸術という表現世界が子どもの頃から好きでした。でも、スポーツにしても、日々の生活にしても、いろんな物語があり、想像が必要ですよね。物語は、人がいるから存在し、人間にしか作れない。人間誰しもが生きている以上持っている。想像は今いる場所で今からできるんです。皆さんの想像力は希望そのもの。いろんな物語を紡いで共有し、いろんな可能性のある未来を創造してほしいです。

【プロフィール】（しおざき・しょうへい）／大和郡山市出身。高校卒業後渡米し、サンノゼ州立大学で映画製作を学ぶ。初監督作品「おとうさんのたばこ」が2008年にハリウッドで開催された Pictures Battlek×Show Biz Japan の最優秀作品賞に選ばれる。長編初監督作品「茜色の約束 サンバdo金魚」（2012年）、長編2作目「かぞくわり」（2019年）。