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第一線で活躍する方々からのメッセージ スペシャリスト

2024 SUMMER

楠本 岳選手(バレーボール)

楠本 岳選手(バレーボール)

34年ぶり6回目、西日本インカレ制覇 継続と感謝忘れずに

天理大学 バレー部主将
楠本 岳選手

 

 バレーボールの醍醐味は、ボールをコートに落とさず、いかに相手に打ち込むか―チームには技術に加え、繋ぐという連帯と一体感が必要。
 私は守備的スパイカー。レシーブの精度を高め、チームの守備力強化でボールを拾い続ける天理の〝しつこい〟バレーを追い求めながら、主将として皆を繋ぐ。応援されるチームに成長させることも目標の一つ。
 今年度は、「関西大学バレー春季リーグ戦」第1部リーグ優勝に続き、7月7日に行われた「西日本インカレ」(西日本バレーボール大学男子選手権大会)でも34年ぶり6回目の優勝を果たした。昨年の全日本インカレ(全日本大学男子選手権大会)ベスト16から、今年はさらなる高みベスト4を目指す。
 東山高校に在籍していた2020年、春高バレーで全国制覇を経験した。翌年、3年生になったとき、新型コロナの感染が拡大した。高校総体は中止、春高バレーは3回戦で棄権。下がり続けるモチベーション、目標が消えたやるせなさを嫌という程味わった。先が見えない中、努力し続けることは苦しく、難しい。しかし、折れずに自らを振るい立たせ続けたことで、今があると思える。
 練習はどこまで自らを追い込めるか自分との戦いだ。高校生の皆さんには、今の環境を当たり前とせず、〝継続〟と〝感謝の気持ち〟を忘れず目標に挑戦し続けてほしい―

 

【プロフィール】(くすもと・がく)/2002年6月8日生まれ。京都・東山高校時には春高バレーで全国制覇。現在、関西大学1部リーグ優勝8回、西日本インカレ優勝6回を誇る名門天理大学バレー部の主将を務める。今秋の全日本インカレベスト4、更に頂点を目指す。

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