等身大の言葉で伝える
西大和学園高校　弁論部会
１年　平賀　茜音

　温泉はいい。
　誰もが湯船につかって幸せな気持ちにひたれる。
　でも、おば様に話しかけられた時に感じの良い返答ができず、気まずい雰囲気にさせてしまうことがよくある。
　弁論の表面的なイメージで、「人前で話すことが得意なの？」と問われることがあります。
　私はむしろ逆です。
　弁論を行っているとき、その水面下で何度も原稿を推敲し、声の抑揚から表情などをいっぱい練習した日々を積み重ねています。
　たとえ普段気の利いた表現ができなくても、自分の中の想いを等身大の言葉で伝えることができる、それこそが弁論の魅力です。